これは最近気づいた問題だ。
これまでも家人が自宅でピザを作ることはあったのだが、最近は冷凍のものや宅配のもの、レストランで食べるものよりも家で作るピザの方が絶対にうまいと思えるようになった。家人が作る場合、生地から作るので、昼頃から準備を始めないと夕食には間に合わない。うまいのはそれだけの手間暇をかけるせいかもしれない。しかし、それだけではなく、微妙なレシピの違いにありそうだ。
自宅の方がうまいと思えるようになったものはピザのほかにも多数ある。和食もイタリアンもフレンチも数多い。なぜか。たぶん、これまで海外も含めていろいろレストランで食べてきて、僕も家人も味覚が進化したのだろう。その結果、外で食べるよりも自分たちで作る方がうまいものができるということになったのだろう。
たぶん、家人は味覚の平均的なレベルをある時に超えたのだろうと思う。その結果、街のレストランよりも自分で作った方がおいしいということになったのだろうと思う。どちらかと言えば食べる方がメインのぼくにはありがたいことではあるのだが。
そこで、問題だ。どこか食事をしに行こうと考えても、「うちで作った方がおいしいよ」ということになって、なかなか実現しないのだ。もう一つ。どこか外のレストランで食べても「うちの方がおいしいかもね」となってしまうのだ。これは不幸な問題と言えるかもしれない。