肉離れから3週間と3日が過ぎた。医師が言った3週間が過ぎ、少し歩けるようになってきた。そこで、今日は病院から借りていた松葉杖を返しに行った。
僕の表現では、肉離れが起こったときの数値は100で、今日は痛みの程度が30ぐらいになった。これが0になったときに全快ということになる。しかし、家人にはこの表現が分からないらしい。肉離れが起こったときが0で、現在は70、全快したときが100というべきだと言うのだ。
そこで分かった。立場が変われば見方も変わるということなのだ。僕の場合は痛みが少しずつ消えていくのだから、100からだんだん数値が減っていく方が分かりやすい。しかし、端で見ている人には痛みの程度は分からないから、回復の状態は0から始まっていまどのぐらいなのかということのほうが分かりやすいということなのだろう。
当事者と第三者とでは見方が全く異なるということが往々にしてあるということを身をもって知ったような気がした。
それはそれとして、さらば松葉杖。今夜は乾杯しないわけにはいかない。