Webページ(ホームページ)というものはとても僕の性格に合っているような気がする。出版編集の仕事をやってきたので、これと比べるとWebページの長所がよく分かる。
本の場合は、印刷・製本が完了してしまうと、誤りなどが見つかっても直しようがない。目をつぶることができない誤りの場合は正誤表を入れたりしてしのいだりすることになる。直す場合は、初版を売り切って再版になるまで待たなければならない。その場合でも構成を変えたりすると全くはじめからの作り直しになるからまず不可能だ。直すほどではないが新たな追加が必要になったりすると、補遺を作成して挟み込んだりしてしのぐ。
これがWebページの場合だと、気づいた時点で修正してアップすればそれで済むから楽だ。自在に記事の追加もできる。サイトの構成にしても、いつでも思い立ったときに変更することができる。本の場合は硬直的だが、Webページの場合は柔軟性があるのが最大の特長だろう。
僕の場合、昨日ときょうとで考え方や方針が少し変わったりすることがよくある。新たな展開を思いついたりすることもある。Webページはこのような変化に柔軟に対応できるのがなんといってもいい。硬直から柔軟へ。「
ポータル東京」は日々進化できるというわけだ。