ときどき左足のふくらはぎに鈍い痛みを感じることがある。昨年の暮れに肉離れを起こした箇所だ。半年以上も過ぎているのに、まだ完全に回復していないということなのだろうか。ときどき痛みを感じるのは、体が警戒警報を出しているのかもしれない。思い起こせば、その頃は結構ウォーキングにはまっていて1か月で30万歩ぐらい歩いていた。あの痛みは忘れることができない。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と反省して最近はウォーキングもほどほどにすることにした。
北京オリンピック出場を辞退した野口みずき選手や110m障害のスタート時点で棄権した中国の国民的英雄の選手にも論語のこの言葉が当てはまるのかもしれない。
しかし、「ほどほどに」ということほど難しいことはないような気がする。飲み過ぎない、食べ過ぎない、遊びすぎない、歩きすぎない、ふざけすぎない・・・。どれをとってみても、ついつい「過ぎたる」状態になることをくり返している。
きょうは大間の天然マグロ、天然イナダ刺身、白イカ下足を手に入れてきたが、はたして飲み過ぎないですむかどうか。正念場を迎えるような気分で緊張する。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と唱えてから飲むことにしよう。