先日、Windows98の古いパソコンを処分しようと思った。「こちらは家電回収車です。ご家庭でご不要になりましたテレビ、・・・無料で回収いたします」というアナウンスが聞こえてきたので、外に出てその車を見つけ、パソコン、ディスプレイ、スキャナなどを持って行ってほしいと頼んだ。
無料だと思ったら有料だった。アナウンスでは「無料で」と言ったではないかと言うと、パソコンの場合は2003年以前に製造されたものは有料だと言う。「PCリサイクル」というシールがどこかに貼ってあれば無料」ともいう。それならそういえばいいではないかとも思った。が、だからといって捨てようと思って玄関に出してしまったパソコンをまた元に戻すのもしゃくだから、有料でも仕方がないとあきらめて持って行ってもらった。結局、パソコン本体2000円、ディスプレイ1500円、スキャナーはサービスで無料と言うことで手を打った。
そのあとでWebで調べたら、平成15年に「パソコンリサイクル法」という法律が施行され、パソコンを処分するにはリサイクル料が必要になったらしい。知らなかった。無知は、恥ずかしいだけでなく恐ろしいことだと知ったのであった。