ラチャ島のリゾートに滞在しているが、何かがおかしいと感じた。何だろう。このリゾートの設備や環境には何の問題もない。スタッフたちも特に問題はない。そこで気がついた。ゲストに問題があるのだ。ここ数日見渡したところ、このリゾートで日本人客は我々以外にはいない。中国人の比較的若いカップルとムスリムが多い。加えて多分オーストラリアからと思われる白人たち。
特に目立つのは中国人たちだ。エチケットもマナーもあったものではない。プールでも傍若無人、レストランでも目に余る行儀作法だ。我々の同胞の日本人団体客も時には目に余る行動をとるが、この中国人たちを目の当たりにすると、旅の楽しさや満足度が半減するということに気づいた。
しかし、アジアのリゾートではここ数年で中国人たちの姿を眼にすることがめっきり多くなった。彼らの国の経済成長をそのまま反映しているようだ。いずれ彼らは世界を席巻することになるのかもしれない。考えると恐ろしいことだ。