情報の洪水・氾濫の時代だが、「情報」とは何かとふと思った。
確か梅竿忠雄氏だったと思うが、「情報とは、その人にとって役に立つもの」というような定義をしていたことを思い出した。なるほどと納得する。そして、世界中にいったい僕に役に立つ情報がどのぐらいあるのだろうと考えた。公開されているWebページだけで天文学的な数字になるだろうが、そのなかで役に立つ情報は1%にも満たないのではないかと思う。『インターネットは巨大なゴミ箱』という本があったことも思い浮かぶ。
逆に、僕のホームページやブログ、そしてポータル東京のサイトが、はたしてどれだけの人に「情報」として存在しているのだろうと考えると、今日は春めいた陽気になったが、薄ら寒い思いがしてきたのだった。