電車に乗るといちおう車内の雰囲気や状況をざっとチェックする。昨日は、立っている人がちらほらいるだけの混み具合で、僕は座ることができた。そして、僕の向かいに座った男がガムをかんでいるのに気づいた。最近はガムをかむ姿を見ることは少なくなったような気がして、なんだか久しぶりに見たような気がした。車内を見渡すと、ガムをかんでいる人はこの男だけで、ほかには見当たらない。
ひょっとしたら、時代の流れでガムは人気がなくなり、消費量は減っているのではないかという仮説が頭に浮かんだ。そこで、帰宅してガムの消費量の推移をWebでいろいろ検索してみることにした。しかし、探しているデータは見つからない。Webではなんでも問題解決の糸口をつかめるように思っていたが、意外だった。
次に、ロッテの業績を見れば何らかの傾向が分かるかもしれないと思い、ロッテのホームページを見てみた。「お口の恋人」というキャッチフレーズが懐かしい。しかし、ガムの販売量の推移は分からない。こうなったら、徹底的に調べてみようと好奇心が頭をもたげた。会社四季報などでロッテの業績が分かるかもしれない。しかし、東証1部にも2部にもロッテの名は見当たらない。
うーむとうなって、研究調査活動は挫折したのだった。どうでもいい問題かもしれないが、気になる。誰か、知っている人がいたら教えてほしいものだ。