IBMが「ロータス・シンフォニー」の無料ダウンロードを開始したという記事(日経9月19日夕刊)が出ていた。日本語版もあるということなので、さっそくダウンロードしてみようと思ったが、IBM日本のサイトでは見つからず、IBM USAのサイトを見るとダウンロードできるのは英語版(ベータ)しかないことが分かった。あの新聞記事は中途半端な内容だったことが分かる。いい加減な記事を書くなといいたい。
ロータス・シンフォニーはワードプロセッサ、スプレッドシート、プレゼンテーションからなる統合型ソフトで、ロータスという言葉が懐かしく響いた。かつて、スプレッドシートといえば「ロータス123」で決まりという時代があった。いつの間にかExcelの時代になったが、無料ということでまたロータスが巻き返すだろうか。いいぞ、IBM。時代は変わり続けてほしいものだ。
いつの日かMSの牙城が崩れる日を待ち望む残酷な心を、誰しもが心の片隅に持っていると思うのだ。