このところ天然本マグロをとんと見かけなくなった。しばらく前までは毎週のようにマグロの解体実演販売をしていた伊勢丹の魚売り場でも、最近はメバチマグロか地中海の本マグロ(解凍・養殖)などばかりで、とても買う気はしない。大間の天然本マグロは姿を消してしまった。
くろマグロや南マグロの漁獲制限によって漁獲量が減ったこと、さらに中国などでの消費量が増えたのが原因らしい。すし文化が中国に広まっているらしく、今後さらに本マグロは手に入りにくくなるそうだ。困ったことだ。ガソリンが値上がりしたのも中国などでの消費量が増えたのが原因だといわれる。何かにつけて、中国がわれわれの前に立ちはだかってきたような気がする。
中国のみなさん、昔ながらの食生活を守って続けてくれ、中華料理は十分うまいではないか、自動車などに乗らずに昔のように自転車に乗ってくれ、と頼みたいものだ。
それはそれとして、毒入り餃子の件はその後どうなったのだろう。テレビでも新聞でも見かけなくなった。これも中国に問題があるとしか思えない。
今朝の日経に『日本と中国は理解し合えない』(PHP)という本の広告が出ていた。この本は読んでみる必要がありそうだ。