旅行に出かけるときは新聞の配達を一時ストップしてもらい、戻ったときにまとめて届けてもらう。2週間ぐらいの旅だと、まとめて届く新聞は結構な量だ。株価などのページは見ても仕方がないから飛ばして読むのだが、それでもかなりの時間を要する。
このような場合、配達をする店に一時的にストックしてもらうのではなく、その期間は購読をやめる「賢い」主婦もいるらしいが、とてもそのようなまねはできない。2~3日なら新聞を読まなくてもなんとかなりそうな気もするが、2週間ぐらいになると、この間に海外からのインターネット接続やNHKの国際放送である程度の出来事を知ってはいても、それだけではこの間の日本の状況認識が完全ではないような気がして不安になる。
しかし、だ。どっさりまとめて届いた新聞を開くにはかなりの気合いが必要だ。というわけで、「お帰りなさい」というビニールの袋に入ったまま、大量の新聞が書斎の床に置いたままになっていて、気が重い。友人のかおりさんからのメールで、梅雨が明けたらしいとは分かっていても、いつのことなのかは分からないから気になる。まだ、僕の頭の中では日本の梅雨は明けていないようにも思える。見上げると完全な夏空なのだが、ここ数日はどうもしっくりこない毎日なのだ。