他人のことだからどうでもいいことには違いないのだが、汚れたキーボードを見ると不快感を覚える。汚れたキーボードは最も嫌いなものの中のひとつだ。かつて、見るからにキャリヤウーマン風な女性がプレゼンテーションをする場に居合わせたことがあった。プロジェクタで映し出される図や写真は美しかったが、その人のパソコンのキーボードが汚れていてがっかりしたことがある。
オフィスで共同で使用するパソコンや、図書館などで多数の人が触れるパソコンのキーボードは特に汚れていることが多いように思う。そのようなパソコンを使わなければならないときなどはちょっとためらってしまう。これは僕の独り善がりかもしれないが、えてして女性のパソコンのキーボードのほうが汚れている場合が多いような気がする。想像するに、たぶん化粧品を使った指でそのまま触れたりするから,汚れやすいのかもしれない。
男性のプログラマなどの場合、汚れたキーボードを使っている人ときれいなキーボード使っている人がいると、僕はキーボードがきれいな人のほうが仕事もよくできる人に違いないと思ってしまう。
きょう、キーボードのひとつひとつのキーを久しぶりにクリーナーシートで拭いた。使っているのはNECのキーボードだが、キータッチの感触がすっかり指になじんで一体感があり、愛用している。20年ぐらい使っている割にはほとんど汚れがないので、うれしくなったのであった。