古くからの友人のKさんから、贈り物が届いた。「ばくらい」「ホヤ一夜漬け」「大漁旗」「浜茶漬け」が詰め合わされていた。きっと、いろいろ買い求めてひとつのクール宅急便にまとめてくれたのだろう。よくもまあ僕の好きなものを詰め合わせたものだと驚いた。このうれしい気持ちを言い表す言葉は見つからない。さっそく夕食の予定をイタリアンから和食に変更した。温めの燗酒が超うまい。Kさんありがとう。とてもおいしかった(まだ、残りは大事にとってあるけどね)。
家人はさっそく過日Kちゃんから送ってもらって冷凍庫に大切にしまい込んでいた最後の牛タンを出してきて、今夜は仙台美味夕食となった。Kちゃんありがとう。この牛タンもとてもおいしかった。
KさんもKちゃんも偶然にも仙台の人だ。そして、僕のイニシャルもKだ。今夜は「3K」の宴となった。「3K」という言葉には暗いマイナスイメージの世界がちらつくが、僕の場合の今夜は全く逆だ。
ばくらいとホヤをつまみながら、牛タンを食べながら思った。昨日、節分の神社を通ったら豆まきの行事を行っていた。仮面ライダーやドラえもんの衣装の人間が豆まきをしていた。豆まきなど子供の頃にした記憶はあるが、久しぶりに伝統的な日本の風景を見たような気がした。
Kさんからの贈り物は、まるで「福は内」と神社にこだましていたかけ声のように感じられたのだった。
(注)KさんとKちゃんは別人です。