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電車の中で北原亞以子の短編を読んでいた。『深川澪通り木戸番小屋』に出てくるおけいは継ぎのあたった着物にさらに継ぎをあてた着物を着ている。極貧と言ってもいい女の子だ。ふと目を上げると僕の前に女の子が立っていた。ぼろぼろのジージャンを着ている。一瞬、おけいかと思った。
しかし目の前の女の子はコーチのバックを提げていて、ぼろを着ていてもどう見ても極貧には見えない。江戸と平成の時代の落差の大きさを感じた。同時に江戸と平成の女の子の違いは「人情」のあるなしではないかと思えた。電車の中の女の子はおけいと同じぐらいの年代に見えたが、どうみても貧乏な男を追いかけたりはしないように見えた。 江戸の時代は遠い。 ▲
by kmurayama2
| 2008-03-27 22:42
| Carefree Days
ブログをアップすることがマンネリ化してきたような気がしてならない。周囲の出来事、日々感じること、こんなことを書いてアップしてもそれがどんな意味があるのかと疑問に思えてきた。しばらく休みにしようかとも思う。
しかし、ブログを書いてアップすることは、少なくとも僕はきょうも生きているということを知らせるという意味はあるのかもしれない。しかし、知らせてなんになるんだ? ▲
by kmurayama2
| 2008-03-26 21:38
| Carefree Days
桜が咲き始めた。大勢の花見客が繰り出す桜の名所よりも、こんな桜のほうがいい。お寺と桜はよく似合うように思えた。ひっそりとしていて、誰もいなかった。月並みだが、梶井基次郎の『桜の樹の下には』を思い出した。
![]() ▲
by kmurayama2
| 2008-03-25 15:29
| 街の風景
日経夕刊に連載している丹羽宇一郎氏のエッセイからは教わることが多い。一昨日の「ベスト・ビフォア」(「明日への話題」3月17日、日経夕刊)で、食品には「消費期限」と「賞味期限」の二つがあることを初めて知った。「賞味期限」のことは知っていたが、「消費期限」のことは知らなかった。家人に聞くと、「そんなの常識よ」とにべもない返事だった。
賞味期限とは保存が利く食品に適用されるもので、その期限を過ぎたからといって食べられなくなるわけではなく、一方消費期限は生鮮食品の「食べても安全な期限」のことをいうのだそうだ。知らなかった。なんと、僕は常識がないのだろう。 それ以来、これらの表示に目がいくようになった。確かに、調味料などには賞味期限とあり、刺身などは消費期限と表示されている。その都度、新たな発見をしたような気がする。 以前勤めていた会社の社長が接待の酒の席などで「私は賞味期限が過ぎた人間ですから・・・」とよくしゃべっていたことを思い出す。本人はジョークのつもりだったのかもしれないが、まったくおもしろくなかった。あれは、正確には「消費期限」と言うべきだったのだろう。 ▲
by kmurayama2
| 2008-03-19 20:24
| Carefree Days
代官山から渋谷まで歩いた。桜ヶ丘までくると見覚えのある風景になった。渋谷駅はもうすぐだ。昔この近くにマックスロードがあったことを、ふと思い出した。ここのアイスコーヒーはうまかった。細かく砕いた氷をグラスいっぱいに入れて、そこに熱いコーヒーを注ぐ。抜群の香りと味だった。まだあるのだろうか。
この店へはいつも渋谷駅から行ったので、逆の方向から行くとその場所を探し当てるのにちょっと道に迷った。確かここだと思う場所にもうマックスロードはなかった。どこにでもあるエクセルシオール・カフェがそこにあった。一瞬、浦島太郎になったような気がした。 スターバックスにエクセルシオール、タリーズ、ドトールと、どこへ行ってもチェーン店の店ばかりになっておもしろみがなくなった。昭和は遠くなった。 ![]() 行きたかったのは、この店ではない。 ▲
by kmurayama2
| 2008-03-17 20:47
| 街の風景
煮てよし、焼いてよし、揚げてよし、蒸してよし、もちろん生でよし。こんな素材はそう多くはないだろう。そろそろ春になるのでこのカキのシーズンも終わりに近づいてきたが、今年ほどカキを食べたことはないような気がする。
カキを食べるときには、なぜか「滋養」という言葉が思い浮かぶ。いろいろな食べ方の中でも、なんといっても生のものにレモンをかけただけのシンプルな食べ方が僕は最も好きだ。しかし、料理店などでも日本ではうまいと思うカキにめぐり合えることはまったくない。 パリのモンパルナスのレストランで食べたカキはうまかった。ニューヨークのグランド・セントラル・オイスター・バーで食べたカキはうまかった。考えてみれば、これが不幸の始まりだったのかもしれない。その後、日本国内で食べるカキはこのパリやニューヨークで食べたものよりうまいと思ったことはないのだ。 また、今年になって気づいているのだが、加熱用のカキでもトレイに盛ったものよりも産地でパック詰めになったカキが多くなってきたような気がする。ぶよぶよと水の中に浮かんでいる姿は、見ただけで気持ちが悪くなる。その中には「生食用」というのもあるので、先日試しに食べてみたが、これはとても食べられたものではなかった。不幸感が増幅された気がした。 仕方がない、今夜も鍋で食べることにしよう。 ▲
by kmurayama2
| 2008-03-12 15:37
| 食の楽しみ
YouTubeというサイトの存在は知っていたのだが、観たのは今日が初めてだ。その仕組みがすごい。
試しに好きな歌手の中島みゆきで検索するとNHK「プロジェクトX」の最終回に中島みゆきが登場して歌う「ヘッドライト・テールライト」も観ることができる。ついでに「時代」も検索すると、なんとデビュー当時のあどけない顔で歌っている中島みゆきが出てきた。 「愛燦々と」で検索したら、加藤登紀子と小椋佳がデュエットで歌っている映像まで出てきた。こんな2人のデュエットの映像があるとは知らなかった。小椋佳がはにかんで歌っている姿がほほえましい。これは、しばらくはやみつきになりそうな予感がする。 ▲
by kmurayama2
| 2008-03-08 21:37
| 好きなこと・もの
せっかく荻窪に来たのだから、久しぶりに春木屋のラーメンを食べようと思った。案の定、行列ができていたが、せっかく来たのだからと並んだ。春木屋に来たのは20年ぶりぐらいかもしれない。
さて、その中華そば。スープを一口飲んで「?」と感じた。やや油っぽくしょっぱいのはこの店特有の味なのだろうが、スープの味の中に口に合わない何か一種類のものがあるように感じた。麺も柔らかめで物足りない。昔はうまいと思ったのだが、こんな味だったのだろうか。 おそらくこの店の味は20年たった今でも大きく変わることはなく続いてきたのだろう。とすると、20年間で僕の味覚が変わったのかもしれないと思った。そして、ラーメンの味には満足できなかったが、自分の味覚が深化したように感じられて、その味覚の深化に満足したのだった。 ▲
by kmurayama2
| 2008-03-04 15:09
| 食の楽しみ
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