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6月が終わる。先月「さよなら5月」というブログを書いたことを思い出し、今月も同じようなタイトルで6月のブログを終わることにしようと思った。
「さらば6月」という場合、この2008年6月には二度とめぐりあえることはないということに改めて気づいた。永遠に会えないという意味では死んだ人との別れと同じかもしれない。そして「さらば」あるいは「さよなら」という別れの言葉には質が違う二つの意味があることに気づいた。二度と会うことはない場合の「さらば」と、たとえば恋人に別れを告げる場合の「さらば」やもう二度と訪れることがないだろうと思える場所を去る場合の「さよなら」などとでは大きな違いがあるだろう。後者の場合には、「ひょっとしたらまた・・・」という甘い思いが含まれていそうだ。 「月日は百代の過客にして・・・」と書いた芭蕉の『奥の細道』も思い浮かんだ。芭蕉も「過客」という言葉に、「二度と会えない」という意味を込めたのではないのかと思ったのだ。同時に、過ぎていく時間をこんなに意識したことはこれまで全くなかったような気がしたのだった。 年をとってきたということかな。いや、やっと少しは大人になってきたということだ、ということにしよう。 ▲
by kmurayama2
| 2008-06-30 22:22
| Carefree Days
友人にT君という人がいる。彼はちょっと変わっている。
彼は日ごろ携帯電話を使っているふうには見えない(持っているのかもしれないが)。パソコンで電子メールを送受信するのは週に2回だけと決めているらしい。「文明の利器とは縁がない」などと平気で言う。それで不便さを感じないのかと問うと、いっこうに気にしていない様子だ。 われわれは時間と空間の中で生きている。時間には時代や文明などの概念が含まれ、空間には世界や社会などの概念が含まれるだろう。僕などは時代や社会に付き合わずに生きることなどとてもできないと思う。しかし、彼は時間や空間を超越して生きているように思える。現代の隠遁者とでも言えそうだが、海外旅行にも出かけるし、毎日飲み歩いている様子でそのようには見えない。超越者と言ったらいいのかもしれない。不思議な人だ。 おそらく彼はいよいよiPhoneが発売になるといっても、決して胸騒ぎなどはしないのだろう。彼に会うたびになぜか「人間は自由だ!」と思えて楽しくなるのだ。そしてそのたびに僕も超越者になって、自由に生きたいと思うのだ。 ▲
by kmurayama2
| 2008-06-28 15:26
| Carefree Days
KY集団というものがいるのだそうだ。合コンなどの後、店の入り口に群れてたむろして壁を作り、ほかの人々の邪魔をする集団で、この集団はその後道を歩くときには横いっぱいに広がって壁を作り、通行人の邪魔をするのだそうだ。さらに電車に乗れば、ドアの付近に固まって壁を作って乗り降りする乗客の邪魔をする・・・。確かにこのような集団を見かける。なぜ群れるのだろう。何か理由があるからだろう。
最近世の中を騒がせた秋葉原の通り魔事件の犯人は、実社会では孤独、ネットの社会でも孤独と感じていたことが明らかになってきた。この「孤独」とKY集団の「群れる」こととは裏腹の関係にあるような気がしてきた。 秋葉原の男のように孤独だから、彼らは群れるのではないのか。群れることでしか自分の存在を感じられないのではないのか。そもそも他人のことなど眼中にないのではないのか。 ▲
by kmurayama2
| 2008-06-21 22:32
| 街の風景
釣り堀というものの存在を知ったのは、大学を出て東京に出てきてからだ。いっぱい放たれているから必ず釣れる魚を釣って何がおもしろいのだろうと不思議でならなかった。僕が子供の頃はよく沼や堀へ釣りに出かけた。全く釣れないこともあった。そのたびに自然を相手に子供の全知全能力を傾ける必要があった。
釣り堀では、間違いなく魚がいることは保証されているのだから、釣れないということはないだろう。必ず釣れるわけだから、いろいろ考えを巡らす必要などないだろう。「こんなことをして面白いですか」と聞いてみたくなる。最近になってさらに驚いた。釣り堀のある公園があちこちにある。そこの注意書きなどを見ると、釣った魚は池もしくは堀に返さなければならないという決まりになっているようだ。こうなると、とても僕には釣り堀の存在理由が理解できない。そこに人間の退行現象をみるような気もする。 しかし、これが都会というものかもしれないとも思う。そうすると釣り堀があるところが都会、ないところは田舎と区別することができそうだ。東京にはあちこちに釣り堀があるから都会の中でも大都会、僕が生まれ育ったところでは釣り堀などというものはなかったから田舎というとができるだろう。 平成の大合併とかで、全国に聞いたこともない「市」が増えた。しかし、いくら市を名乗っても、都会にはなれない。釣り堀を作らない限り所詮田舎でしかない、ということになるわけである。 ▲
by kmurayama2
| 2008-06-19 13:05
| Carefree Days
![]() 先日、青梅から足を伸ばして沢井まで行った。沢井といえば澤乃井の本拠地だ。食事ができるオープンエアのガーデン澤乃井園のほか、懐石料理のままごとや、豆腐料理のいもうとや、櫛かんざし美術館などいろいろな施設がある。奥多摩の深い緑と多摩川の清流が気持ちがいい。せっかく来たのだからと、この酒を買って帰った。 とてもバランスのいい味わいだった。東京の酒は全国的にはやや影が薄い感じがするが、なかなかどうして、捨てたものではない。新潟などの有名ブランドの酒に勝るとも劣らない。十分に満足できる夕食となった。 ただ残念だったのは、澤乃井で利き酒ができなかったことだ。ままごとやで酒を飲むことができなかったことだ。青梅は車で行くところではない。 ▲
by kmurayama2
| 2008-06-14 22:04
| 食の楽しみ
![]() 古い映画はビデオやDVDで見られるし、そのうち携帯電話でもオン・デマンドで見ることができるようになるかもしれない。しかし、映画はやっぱり大きなスクリーンで見るほうがいい。迫力も感動も画面の大きさに比例するように思える。 ▲
by kmurayama2
| 2008-06-11 17:12
| 街の風景
昨晩、東京カテドラル聖マリア大聖堂で行われたコンサートに行った。目白周辺で開催されている「目白バ・ロック音楽祭」の中のひとつのプログラムで、ペーター・ダイクストラ指揮+音楽祭祝祭合唱団が歌い上げるメンデルスゾーンとバッハの合唱曲は体の隅々まで染み渡った。
コンクリート打ちっ放しでなんの飾りもないカテドラル、その中でオルガンとヴィオローネだけの伴奏による16人の合唱団の歌声を聴いていると、人間の声というものはこんなにも素晴らしいものであったかと思わずにはいられなかった。やわらかくて艶があり、そして伸びやかで力強い歌声が響き渡り、カテドラルの中という場の効果も手伝って、目をつぶって聴いていると、まさに天上の楽の調べが降り注いでいるように聞こえたのだった。 清冽な泉に出合ったような気がして感動した。もやもやした気分などは一気に吹き飛んだコンサートであった。記憶にとどめよう。 ▲
by kmurayama2
| 2008-06-07 11:32
| Carefree Days
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