リンク
カテゴリ
以前の記事
2018年 11月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 10月 2013年 03月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 その他のジャンル
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
![]() 暑い一日だった。汗を拭いても拭いても流れてくる。谷中一丁目の裏道を歩いていると、写真の場所に出た。巨大なヒマラヤスギが分かれ道の角にそびえていて、その隣の「みかどパン店」を押しつぶしそうだ。 東京という地名からは、六本木ヒルズやミッドタウン、お台場などを連想する人が多いと思うが、僕はこの谷中とか根津を連想する。現代的な風景の東京は嫌いではないが、江戸の余韻を残す谷中などはなんとなくいい雰囲気で好きだ。 この場所に出て、まるで子供の頃の時代にタイムスリップしたような思いがした。東京にもまだこんな場所が残っていると思うとうれしくなる。あまりにも暑いので、みかどパン店に飛び込んでアイスキャンディーを買いたくなったが、どうも子供の頃の食べ物は売っていないような感じだった。しかし、この場所が気に入ったので、しばらくこのヒマラヤスギの木陰で涼むことにした。 ふと思った。子供の頃にタイムスリップしたような気はするのだが、何か変だ。どこか違う。しばらくたたずんでやっと分かった。夏休みだというのに、子供たちの声がどこからも全く聞こえてこないのだ。子供たちはいったいどこへ行ったのだろう? 結局、谷中ではひとりも子どもを見かけなかった。 ▲
by kmurayama2
| 2009-07-30 20:32
| 街の風景
東京競馬場。今夜、今年もまた花火大会を見に行ってきた。この花火大会はずっと8月末に行われてきたのだが、最近は7月末になって、僕らにとってはこの花火大会が真夏の訪れを知らせる行事となった。
この花火大会は、宣伝などはあまりしていないのだが、年々見に来る人が多くなった。きょうはまるでオークスやダービーのときのような人の入りだった。この花火大会が始まった頃は、ちらほら観客がいる程度で、芝生席に寝転んで真上に上がる花火を見て、その燃えかすが落ちてくるのに逃げ惑ったことを思い出す。30分程度の打ち上げ花火なのだが、派手さと中身の濃さは、あちこちの花火大会を見た経験に照らし合わせれば、群れを抜いているように思える。 勝手な想像なのだが、JRAがこの花火大会を積極的に宣伝しないのは、競馬ですった人たちへの配慮なのだろうと思う。一攫千金の夢を追って競馬ですった数多くの人々がいるから、その利益でこの花火大会があるわけで、その人たちの夢が、今夜は真夏の夜の夢となって一瞬の大輪の花を咲かせて再び散っていったと思うなら、一つ一つの花火には無念の思いが大輪の花となって咲いたことで帳消しになるのではないかと、JARの思惑が理解できるような気もした。 携帯電話などで、花火の写真を撮っている人がかなり多かったが、僕はカメラを持って行こうとは思わなかったし、携帯で撮影しようとも思わなかった。ぱっと咲いてぱっと散る花火は、一瞬脳裏に刻まれて、すぐ消えていくはかなさこそが命だろう。まさしく真夏の夜の夢ということだろう。 ▲
by kmurayama2
| 2009-07-26 22:10
| 街の風景
僕が住んでいる町のJRの駅は立体的な構造で、駅前の広場に出るためには下の商店街から階段を上らなければならない。エレベーターも設置してあるのだが、ぼくはそれを利用することはない。いつも階段を上る。
きょうはそのエレベーターの扉が開いていて誰も乗っていなかったので、ふと気が向いて乗り込んだ。「2」のボタンを押して「閉」のボタンを押したとき、あわててひとりのおじいさんがよたよたと乗り込んできた。80歳代後半だろう。その老人は、乗り込むやいなや「非常」のボタンを押した。けたたましい音が鳴り響き、付近の人が全員こちらを注視した。ドアが閉まり、けたたましい音を鳴り響かせてエレベーターは上昇した。その老人は何事が起こったのか全く理解できない様子だった。エレベーターは「2」に到着してドアが開く。ドアの外では「いったい何事か?」という表情で数人の主婦などがエレベーターを迎えた。中には僕が「犯人」ではないかと馬鹿にした視線を向ける人もいた。 恥ずかしかった。やっぱり階段を上るべきだった。高齢化社会は生きにくい。 ▲
by kmurayama2
| 2009-07-25 20:16
| 街の風景
セブン&アイホールディングスつまりイトーヨーカドーなどの企業グループとイオングループつまりダイエーなどのグループが、きょう同時にプライベートブランドの第三のビールを発売した。きょうイトーヨーカドーで見たら、6本セット600円だったが、冷えたものはないので買うのをやめた。
僕は「日経」を購読しているし、ブラウザのホームページも「NIKKEI NET」にしているので、この情報は大分前から知っていた。同時に、サントリーとキリンが資本統合するというというニュースも知っていて、いったいビールあるいは第三のビールをめぐる今後の展開はどうなるのだろうと興味津々だ。 「早い者勝ち」ということになるのだろうか。今回の急展開の事態の推移はこれまで上場していなかったサントリーの大勝利ということで落ち着くのだろうか。 僕はサントリーの「モルツ」のファンなのだ(あの「熊襲発言」は絶対に許せない)が、この第三のビールをめぐる今後の展開と進展には目が離せない。サッポロあたりが逆襲で90円ビールを発売してくれたら面白いだろうなあ。この「ビール戦争」の争いがどうなるのか、見届けたいものだ。 ▲
by kmurayama2
| 2009-07-24 22:27
| 食の楽しみ
昨日の記事には誤りがあった。ディスプレイに表示されていた金額は1012円だったので、正しくは次のようになる。
1.レジの表示は1012円 2.老人がトレイに入れた金額は1002円 3.老人が別の手に持っていたのは2円 さて、この問題はその後どうなったのか。 レジの女性が、「私が10円出しますから、この次に来たときにでも返してくださいね」と言って10円を取り出し、一件落着となった。意外な展開だった。 その場で僕が思ったのは、レジの行列を渋滞させるわけにはいかないから店長などを呼んで、別の場所で老人と話し合って解決策を探ってもらう、またはどれか一品を返品してもらうというものだったが、予想は外れた。なるほどこういう問題解決の方法もあったのか。 はたして、レジの女性の対応は正しかったのだろうか。なんとなくすっきりしないので、いろいろ考えてみたいと思って昨日の記事は途中で終わりにしたのだった。そしてその後いろいろ考えたが、どうもこの場合の正解はないというのが、正解ではないかと思う。 この出来事には余談がある。その老人は、レジを過ぎた後、かごからレジ袋に移し替えていた。そしてポケットに手を入れて折りたたんだ千円札数枚を出して確認したのだった。その後別のポケットから百円玉などを取り出して手に取り、所持金を確認するような行動をとっていたのだった。 先日のレジを通らない老婆といい、この老人といい、不思議な人たちを目撃して、ひょっとしたらこのような人たちのほうがあたりまえで、僕の方がおかしいのではないかと思った。昔見た映画『カッコーの巣の上で』を思い出した。 ▲
by kmurayama2
| 2009-07-23 22:08
| 街の風景
昨日に引き続いて、買い物部長の指示で買い物課長の僕は夕食の食材を買い求めに出かけた。指示されたものを選んで買い物かごに入れ、レジに向かうと、レジでは僕の前にひとり80歳代後半と思える男性が支払いをしているところだった。
何かレジの女性ともめている。レジの女性はディスプレイの画面に表示されている合計金額を指で示している。その老人はレジの女性に小銭入れを開けて見せ、「おれは、これしか持ってねえんだよ」と言っている。見ると、ディスプレイに表示されている合計金額は1072円だ。支払いのお金を入れるトレイには1002円しか入っていない。 レジの女性はディスプレイの1072円の数字の画面を指さして、1002円では足りないという。男は「俺は、これしか、ねえんだよ」とレジの女性に小銭入れを広げてみせる。しかし、男のもう一方の手には1円玉が2個あった。これをわたせば1004円だ。しかし、これでも足りない。さて、どうなるか。早くしてくれよとも思ったが、これは見届けないわけにはいかないと、じっくり観察することにした。 この続きは、明日。 ▲
by kmurayama2
| 2009-07-22 21:53
| 街の風景
家人のその後の回復がはかばかしくないため、僕は従来からの「洗い場主任」という役職に加えて、最近は「買い出し課長」という役職も兼務している。きょうも買い出し部長(家人)の指示で、任務を全うするため街に出た。
スーパーの玄関前の歩行者通路の道ばたに20代前半と思われる女性がひとり、石に腰掛けてなにかを食べていた。見てみるとスーパーで買ったと思われるにぎり寿司の盛り合わせを広げ、スーパーのお茶をかたわらに置いて食べていた。電車の中での化粧とは違って、特にとがめる光景ではないかもしれないが、見なければよかったという思いがした。 スーパーに入ると、80歳代と思われるおばあさんが、僕の前で買い物バッグが付いた小さな手押し車にすがるように押しながら、魚の切り身のパックを手にとり、ごく自然な動きでそれを自分の買い物バッグに入れた。スーパーに備えてある買い物かごは持っていなかった。「?」と思って見ていると、さらにセルフサービスの氷をとって買い物バッグに入れた。興味が湧いたので彼女のその後の行動を見ていると、ゆっくりゆっくりとした足取りで、スーパーから出て行った。これはとがめ立てしてもいい光景に思えたが、見なかったことにしようと思った。僕は警察官ではないしスーパーの警備員でもない。彼女は少しぼけていて、レジを通ることを忘れただけかもしれない。 きょうは、見てはならないものを見たような気分だ。 ▲
by kmurayama2
| 2009-07-20 14:18
| 街の風景
明日は土用の丑の日だという。したがって今日はまだ丑の日ではないのだが、デパートやスーパーの魚売り場にはウナギを買い求める人が大勢いて、中には行列ができている店もあった。対面販売の特設売り場にはウナギの店もできていて、世の中ウナギでなければ始まらないといった感じだ。
ウナギは国産と中国産とがあったが、それぞれの懐事情に合わせて買い求めている様子だ。これほどウナギを買う人がいるということは、今夜はウナギが食卓に上っている家庭がかなり多いのだろう。だけど大量のウナギが並んでいるので全部売れるとも思えない。売れ残ったウナギはどうするのだろう。クリスマスケーキのように、明日になったら売れ残ったものは値を下げてたたき売りをするのだろうか。 よし、明日まで待ってみようとも思ったが、やめた。みんなが食べるから食べるというのでは、主体性がないではないか。それに土用の丑の日だからウナギを食べるという習慣は我が家にはない。常々ウナギはうなぎ屋で食べるものだと思っている。そんなことを思いながら、見て歩くと天然ヒラメの縁側があった! その魚屋には時々ヒラメの縁側を刺し身盛りにしたものがひとつだけ出ることがあるのだ。みんなの目がウナギに向いたおかげで、きょうはあったんだな。酒のつまみにうるさく、目ざといおやじたちも、土用の丑の日のせいでヒラメの縁側を見落としたのだろう。やった! というわけで、うなぎではなく、今日はヒラメの縁側で乾杯。 ▲
by kmurayama2
| 2009-07-18 23:06
| 食の楽しみ
![]() ともかく、十分に冷やしていただこう。料理はイタリアンかフレンチがいいだろうと、きょうはイタリアンにして冷やしておいた巨峰をまずいただいた。確かに発泡性でスパークリングという感じがしたが、そのユニークな味がまたまた意表を突いたのだった。 ありがとう、Kちゃん。意表を突いた飲み物を今夜は十分に楽しみました。 ▲
by kmurayama2
| 2009-07-14 20:59
| 食の楽しみ
京王線・JR南武線分倍河原駅前の広場に新田義貞の騎馬像がある。分倍河原は新田義貞の軍と鎌倉の軍との戦いが行われた有名な古戦場だが、昨日、大学生と思われる男女5人のグループのリーダーと思われる男が、その新田義貞の像の前で、「こんなところに、伊達政宗の像がある」と驚いた様子で像を見上げていた。全員「ほほう」といった感じで見上げていた。
思わず笑ってしまった。「違うよ」と突っ込みを入れたかったが、お節介だろうと思ってやめた。新田義貞の像を伊達政宗の像と勝手に思い込む彼らは、案外、今の大学生の平均的な姿なのかもしれない。そういえば、大学全入時代になってきたから、大学生の質の低下は当然起こりうることで、驚くことではないのかもしれない。大麻を吸引したり、集団婦女暴行をしたり、一部の学生の所業に過ぎないとしても、量の増大が質の変化をもたらしていることだけは事実だろう。 彼らを笑うのはたやすい。むしろ、間違ってはいても伊達政宗という武将を知っていることをほめたたえるべきかもしれない。しかし、僕には「ひどすぎる」としか思えなかった。同時に彼らのような大学生を生んだのは僕らの世代あるいは団塊の世代の責任ではないのかと、反省したのだった。 おっと、友人たちからは「kimimiは、じじむさくなった」と笑われそうだな。 ▲
by kmurayama2
| 2009-07-13 22:25
| Carefree Days
|
ファン申請 |
||